自分

ゆっきゅんオフィシャルブログだよ

2016-2-12


修学旅行生のフリ
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スカウトされないの何故

昨日思い立って今日はなぜか学ランを着て撮影をした。その全貌は14日21:00に明らかになる予定なのでどうか決して過剰な期待をすることなく待っていてほしい。バカロマンティシズムって感じになった。

ヨッスヨッス
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手の平が綺麗!

学ランは中学時代のやつで一昨年必要になりかけて実家から送ってもらったけど着なかったので5年ぶり?くらいに着た。中学時代はそんなに楽しくなくて、なんでこの人たちははこんなにつまらない(ことを気にしている)んだろうとか思っていた。ヤンキー少数とヤンキーに憧れている人多数で構成されており、湘南乃風さん西野カナさんHYさん、あとJulietさんが神様とされていたと認識している、神様って結構多いな。かの名曲ナツラブの歌詞はマジで時空を超えてるし、湘南乃風さんの「ガチ桜」ってタイトルのセンスはレゲエがマジギレでパスタすぎる。僕は加藤ミリヤさんが好きで、ディアロンリーガールの冒頭「マリアメイアイカオリリナサチナナリサエミアイミレイナアユサラヒトミナミミキヒロミホトモノゾミ」を今でもこうして暗唱できるくらいには好きだった。

音楽で思い出したけどあの頃は着うたとYouTubeが発達していった時期で 大好きな歌のCDを買わないことが当たり前になっていってて、それが全然納得いかなかった。好きというのは好きそれだけで終わるのかもしれないけど、YouTubeのMV動画を見るのと 自分で予約して購入した初回盤特典DVDをプレーヤーに入れてテレビで見るのは手応えのようなものが全く違った。応援のためにお金を使えよ!なんてことは全然考えていなくて、なんでそれで満足できるのかがわからなかったし、1ヶ月経ったらもう好きじゃないのが意味わからなかった。最高の音楽ってずっと最高じゃん。

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やっぱり思い出してもそんなに楽しくないし嫌いだった人の顔ばかり浮かんでくるのでおしまい!!!!(色々書いて消した)

東京観光
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ここが原宿か〜

ジョージ朝倉さんの新刊「ダンス・ダンス・ダンスール」を読んだ。中学生男子のバレエってなったら買わないわけにいかないー面白い!僕は全然漫画に精通していないので絶対的な良さみたいな感想しか言えない。溺れるナイフ恋文日和(1巻だけ)くらいしか読んだことないけどジョージ朝倉さんはどう考えても好きだ。主人公がみんな自意識過剰で生命力に満ちあふれていて、恋でもバレエでも自分のコントロールの効かない場所でどんどん加速していってしまう からだの感じがすごい好き。ウオオオオって進んでいってしまうの、読ませる力ってこういうことなのかな。次巻も楽しみ。



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息子感

俺は学ランが嫌でブレザーの高校行ったよ これ豆な



おわり

2016-2-11



13:00に会う予定で12:00に起きた。池袋に行かないといけないのが嫌で14:30まで大森靖子さんのライブDVDを見てた。池袋には3回くらいしか行ったことがないけどいい印象がないんだよ駅の天井が低くて怖いし人が怖い空気が異常。ミルキーウェイというかわいい喫茶店があるのでそれだけが希望、Zineの衣装の打ち合わせを友人とした。

かわいい
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かわいい

調子に乗ってバレンタインメニューのスペシャルパフェを頼んだら、そんなにチョコレートが大好きでもないということにはっきりと気づいた。薄々勘付いてはいたけど残念、チョコレートは大好きな方が得しそう

かわいい
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かわいい

友人は先週体調を崩していた。正確に言えば1月からどんどん身体と身体以外に災難ばかり起きていてとうとう高熱がでた。いよいよ危ない予感がしたので生年月日を聞いてマインドナンバー、フォーチュンサイクル、六星占術、数秘術、風水などを軽率に調査してスクショを送った。スピリチュアルのことは全然わからないけど自分のやってるのはなんて安いスピリチュアルだろう。この人いま大殺界じゃないのにこんなに受難がひどいんだから大殺界が本当に心配アセンション。それに比べて僕は体調が悪くなることがほとんどなく、鼻炎のみを抱えて図太く生きているなと思いました、死なない気がする。

かわいい
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かわいい

腹部に見えますのがメンズノンノでございます。昨日初めて購入したらすごいこれ。エレクトリカルパレードマッドマックス怒りのデスロード華麗なる舞曲といった具合に織り成されるイケメンパラダイス組曲。自己とイケメンの関係のなさに絶望して興奮、男は刺激物だ。ファミレスで見ていたら何欲とも言い難いエネルギーが溢れ出てしまい禁煙席から喫煙席を越えて厨房まで駆け出したくなる衝動、必死に抑えて30分だけカラオケに行って落ち着きを取り返しましたとさ。

かわいい
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かわいい

僕はすぐに「なりたい」って思ってしまうところがあってメンズノンノを見ようものなら坂口健太郎さんになりたいと思う結構本気で思う。でもメンズノンノモデルになるには180cm必要、もしゆっきゅんが180cmあったら今着てるかわいいワンピース着こなすのがもっと難しくなるし着れる服が狭まるしまあ今のゆっきゅんがいっか。いやよくないよくない、なれるかもしれないじゃん、ということで新しいZineはそんな感じですよろしくお願いします。アイスクリーム熱からの結ぼれ。


僕はファッションのことはわからないけどオシャレになるべきな気がするという話をひたすらして終わった


憧れっていうのは大きなキーワードだなと感じたな今日は、僕の住む町は息がしやすいですおやすみなさい〜


おわり

夢じゃなかったこと

 

今日も明日も自分語り、いっくよー!

 

 

昨年の夏から秋。好きな俳優の人やアイドルに会いに行くときは決まってラブレターのワンポイントモチーフがついた白い靴下を履くようにしていた。僕は足の指の毒素が人一倍みなぎっているらしく、2回着用したくらいで靴下が破けたので現場に行く前にその靴下を買った。だから5足くらいはある。昨日、久しぶりにその店に入った。何を買うつもりでもなくふらふらして、靴下のコーナーにたどり着き、ラブレターの靴下を探したらもうどこにも置いてなかった。あの頃の僕ももうどこにもいなくて、時は流れたのだなあっという間に。

 

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ゆっきゅん屋さん

↑通販ここです↑

 

さて同時期昨年の下半期に何をしていたかというと、それは写真集「夢じゃない」の制作それが全て。こんなことは今までになかった。僕はきっとすごいものを作らないといけないのだという傲慢な使命感、 この溢れ出る感情と揺れ動く自分それでも揺るがない自分のひとつひとつを丁寧に見つめてあげて何か作品に昇華しないとどうにも生きてはゆかれないのだという確信に突き動かされてあっという間。確かに戦っていた、走っていた、そして進んでいった。僕は嘘がつけないから顔に全部出ていて、強すぎる。なんでロリータのフリフリを着てお前はそんなに死闘のような表情しかできないんだよと今なら笑えるけど泣きそうにもなる。笑えるほどに必死だった。どの写真も僕の人生だし、時間ないしお金ないいけど妥協できない。がんばったねって言いたい。よく乗り越えたねって言いたい。僕はやっと今、一瞬だけ自分を自分で抱きしめてあげたいと思える。

 

協力してくれたみんなのおかげでなんとか間に合って写真集ができて、展示の準備ができて、サイコーだなとは思っていたけど それでも不安だった。これが自己満足だったらどうしようと思った。誰にも愛を残せないものだったなら死にたいと思った。そして初日から想定以上にお客さんが来てくれた。楽しみにしてくれていた人、はじめて来てくれた人、友達の付き添いできてくれた人、たまたまDMを見つけてきてくれた人、一人ひとりがうれしかった。

 

みなさまの感想をまとめました、置いてたノートに書いてくれたひともありがとう

t.co

 

ゆっきゅんのことを見てくれて、何か感じてくれるひとというのはみんな真面目に生きているひとで、どこかでなにかに傷ついている人ばかりだった。真面目に生きてると屈折しちゃうよね、傷ついちゃうよね。僕は「自分が救えるひとがきっとどこかにいる」と根拠のないことを信じて活動してきたけど、たしかにいた。自分が救える人が存在していて、僕が抱きしめてあげない人たちがいる。確信になった。

 

しかもそれは男女関係ないことだった。思っていたよりも男性が来てくれた。男性の友人はほとんどいないし、いつも来てくれる男の子は一人だけ(ありがとう)なのだけど、はじめて来てくれる男の子がたくさんいた。「ゆっきゅんさん尊敬しています」と言ってくれた。ある面では男女関係ないと思っているけど、ある面ではまだ男女にこだわらないといけないといけない。ロリータを着て、ドレスを着て、自分を男子と言い張ること。受け入れるとか受け入れないとか認めるとか認めないとかそんな上から目線で見られるのはご免だし、正々堂々これが自分なんで、どう思われたっていい。でも写真集制作中に特に誰に見てもらいたいかと考えたとき思い浮かんだのは男性だった。弱い考えだけど、こんな自分が男性であることを男性に肯定してもらいたいと思った。だから、来てくれた男の子が自分を男性として見てくれたのが本当にうれしかった。「あ、いいんだ」って思わせる側の自分が「あ、いいんだ泣」って思えたんです。。

 

(このあたりの性自認についてはどんどん変わっていくと思うのであくまで今の気持ちとして捉えてくださいね)

 

そんなこともあって少年アヤさんに帯をお願いしていました。

www.amazon.co.jp

少年アヤさんは僕が高3のとき、アヤさんがオカマを自称(自傷)していた頃からブログを一方的に読んでいてファンだった。自分と戦いつづける自分を書きつづけていて、その文章を読むのはつらいときもあるのだけど、勇気をもらっていたのでした。アヤさんは以前アイドルや俳優に入れ込んでいた過去があり、僕は昨年初夏にそのスタートラインに立った。「なりたい」なんだよねわかる。。。そのころ「少年アヤちゃん焦心日記」を読み直したことが、「夢じゃない」を作るきっかけにもなった。どんなに地獄でも僕も自分と正面から向き合わないといけないという決意につながって、写真集を作ることにした。そんなアヤさんに書いてもらった帯がこれです。(大好きだけど恥ずかしくてあんま言えないからお仕事としてお願いしてラブレター書いてください♡と思ったの)

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夢だと笑うひとに、このうつつは見えまい

 

滑稽なほどうつくしい写真に、

夢のようだと見とれた人から、

この現実に置いていかれる。
それは惜しいことだ。
ぜったいに着いていかなくてはいけない。
僕たちも全力で、ゆっきゅんに。

 

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アヤさんが僕にDMをくれたことがあった。モンスターカフェでのお客様からの心ない質問にいちいち傷つく僕に「どうか負けないで。負けないことに価値があるから。」と言ってくれた。アヤさんは一度オカマを自称して傷ついた経験があり、僕のことを「オカマと言わなかった自分」と思ってくれている。1人の戦いじゃないんだ。絶対に負けてはいられないと、強く思いました。自分がこうして生きていることを現実として見せていく、それが僕の、自分との戦いです。着いてきてね。

 

 

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展示が終わってからもう三か月くらいは経った体感なのだけど、まだほんの一月しか経っていないらしい。作りはじめから今までを数えても半年くらい。ラブレターソックスを買い始めて半年経ってわかるけど、あの頃すぐ穴が開いていたのはどう考えたって精神の現れです。心がボロボロダダダダギュンギュンで、足の指にまで毒素が行き届いていたってことだと思う。今、全然穴あかないし。どれもずいぶん前のことに思えるのは、進んでいるから。「夢じゃない」をスタートにして過去にして、どんどん進んでいく。救える人がいることに気付いたから。一生孤独でも、見てくれる人はいるから。

 

 

ゆっきゅん屋さん

 

ゆっきゅんはおわらない

 

2016-2-4


せっかくの暇

生活習慣はもともとないようなものだけど3時間寝て2時間起きて3時間寝てみたいなのを繰り返して夜長く寝るやつがない感じになっていて、こ、これが春休みでございますかというありがたい気持ちになっています

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いい感じに散らかってたから撮ったけどキーボードだから普通にじゃまだよ。フローティングペンはYUKIのライブグッズ(歌に心が救われた日に買った)、キリスト教ぽいステッカーはBunkamuraのミュージアムショップ、キラキラのステッカーとタイ人は高円寺の雑貨!未完成で購入したものです。サンタさんのは中野ロープウェイだったかも。シールは貼りたい。またコラージュとかしたいなあ

僕は物をすぐ失くす天賦の才があるからたくさんノートがあると困るし使い分けるという能がないの、今は手帳ーーキキララだよーー以外のことは大学であろうと創作であろうとメモだろうとこの一冊にまとめて書いている。無印の、線じゃなくてドットのやつ。そういえばノートと同じくして中学生の頃からペンの色分けがすごい苦手で、青ペンの持つ意味は2日ごとに変容していた気がする。気づけば黒じゃないときはピンクしか使えなくなったりもしてたな、だから今はもうがんばっていません。ぜんぶ黒で、色だ!と思った時にピンク。

見やすいノートを作りなさいみたいな教育は向き不向きがあるから不向きの人は頑張る必要が1mmもないと思います。見やすいノートを作ることが目的化してる同級生いたな。中高生でこれ見てる人いんのかな

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なう 無修正

今日はこのノートに川上未映子さんの「結ぼれ」という文章を写経のように書きました。なぜか2時間くらいかかった。ああ、ラブソングの歌詞をノートに書くJC、歌詞ツイートが止まらないJKだよ俺は。今更かよ

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ここからかなり飛躍しますが、やりたいときもあるけどダサいと思ってることって、あるじゃないですか。やりたいけど不毛だと分かりきってることとか。行動でも感情の動きでも自分で抑制してやらないんだけど。でも私はとりあえず自分自身に正直になることにしました。不毛かどうかはやってから分かればいいか、と思うようになった。やりたいことができる状況にあるなら、やる。やってみなけりゃわからないことがそこに待ってる大冒険だなってつくづくおもうよ。




でわね。

感謝感激モンスタLoVE


おはようございます。

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私ゆっきゅんは昨夜の営業をもって、KAWAII MONSTERCAFE HARAJUKUのアイコン、MONSTER BOYのDOLLYとしての活動を終了しました。

7月に増田セバスチャンさんのTwitterで募集を発見して即応募してオーディションを経て選ばれてオープンして昨日まであっという間だったなー。

ここでしかできないことを思う存分経験させてもらいました。

僕は元々自分でお化粧をしたことが一度もなかったんだけど、研修のときにメイクさんが僕の顔半分に化粧をしてくれて「これを来週から自分でやってもらうから」と言われて絶句、やるしかないので即日後藤さくらと西武へ化粧品を買いに行く(妥協しちゃダメだねって気合が入ったので高い下地とファンデーションを買ってしまい、もうこれしか使えない肌になる)、数日でメイクを練習、意外と全く難なくできた。

当たり前すぎることだけどお化粧ってすごくないですか?っっべえな魔法だなって思ったんで「メイク自分でしてるんですか?どれくらい時間かかってるんですか?」って聞かれたら「ん?魔法っス」て答えてました

したい人は男の子も普通にしたらいいよね!ってめちゃ思ったよ〜パッカーン

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次に、腹を出すという経験。脚と背中と腕と腹を出すという経験ね。あなたは腹を出していますか?え?出さなくない?こんなに自分を見られることがあったかって感じで、見られる意識だけで夏に3kg痩せました。もう戻ったけどな!

写真にお腹のプニを残したら負けだと思っていたので(Zipperの写真でプニったので落ち込んだ)、気がつけば、ハイチーズという音が聞こえた瞬間その刹那に腹を引っ込めるという癖がついてました。モンスター以外で写真撮る時も腹引こませ癖がついてます。

これがいわゆる「腹引こませ癖は一生モノ」ってやつか〜って思いました(?)

はい、モンスターボーイになれたこと、みなさまに出会えたこと、多くのメディアの取材を受けさせてもらったこと、もしもしにっぽんに出られたこと、〜ここからミーハー〜きゃりーさんと交流できたこと、好きなアイドルさんがお店に来てくれて「あの時の私です」と言えたこと、あの女優さんがお店に来てくれたこと、あの気さくな歌手さんとなぜか手をつないでパーティーの人混みをすり抜けたことは一生の思い出です。Akaかよ。aikoの、Akaかよ。

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↑かわいい店員。今から増田セバスチャンさんのこと書くけどこの店員は増田セバスチャンさんじゃない。


増田セバスチャンさんは監修なんてもんじゃなく1から10までこのカフェをプロデュースしてくださっていて。いつも優しくて冷静で、常におもしろいこと楽しいことを考えていて、超かっこよかった。世界基準で生きていらっしゃる人のもとで過ごすことができたのが幸せでした。いや、セバスさんに褒められると自尊心のブチ上げがすごいから。

す、トゥ、トゥ、す、好きです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ところでセバスチャンさん と ゆっきゅんさん って響きが似てませんか?

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そしてそして何よりもモンスターカフェに遊びに来てくれたみなさまに感謝です。ファンの方が来てくれた時とそうでない時の心の中の楽しさの差よ!アハハハハ!夏休みは旅行で遠方からゆっきゅんに会いに来てくださる方が何人もいてモンスターボーイになってよかったって思いました。色んなことを話したね。平日の夜にわざわざ来てくれたみなさん、何度も来てくれた君たち、夏も秋も冬も何回も通いつめて1番身分の高いもはや聖職者的な位のメンバーズカードまで上り詰めて昨日でけえハローキティをくれた強者やさんまで、みんなみんな本当にありがとうございました。楽しかったよ。嬉しかったよ。


ありがとうございました
ありがとうございました
ありがとうございました😢



さて、私は今日からニート
2ヶ月くらいはバイトを探さずに
読書、映画鑑賞、作品制作に没頭した
文化的な堕落生活を送ろうと思います。

モンスターカフェではもう会えないけど、ゆっきゅんずっとここにいるからもっとたのしくがんばるから見ててね。

今日は早速新作Zineの打ち合わせです!
進んでいくよ!ありがとう!


またね( ^o^ )



ハッピーアワーという映画を見たよ

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「ハッピーアワー」予告編

映画『ハッピーアワー』は『不気味なものの肌に触れる』『親密さ』で知られる濱口竜介監督による、5時間17分に及ぶ長編映画である。演技経験のない4人の女性たちがロカルノ国際映画祭で最優秀女優賞を受賞したことで話題の作品である。三十代後半の既婚女性や離婚を経験した女性4人が、友情や愛情、体のふれあいを通して自分の本当の気持ちや幸せについて見つめていく。私はこの映画を見て、自分が映画の世界に引き込まれているのか、あるいは映画が自分たちの世界に溶け込んでいるのか判断しがたい感覚になった。登場人物たちが、たしかにそこにいると思った。映画を見るというよりも経験するというような、貴重な映画体験になった。何が観客をそうさせたのかについて考えていきたい。

 まず、俳優たちである。起用された俳優たちは皆、「即興演技ワークショップ in Kobe」というプログラムから選ばれた。参加者の三分の二ほどが演技未経験者であったのだという。この圧倒的美女やイケメンではない華のない俳優たちこそ、作品の強度になっている。どこにでもいそうな人々がどこかで起きていそうな人間関係を演じるということが、この出来事がいまもどこかで起きているのではないかというリアリティへの説得力になっていたのである。彼女たちがどのような人生を送ってきたのかは知り得ない部分であるが、表情には演技のみでは表現できないであろう凄みがあり、三十年以上生きてきた女性の経験を感じさせられた。俳優たちは役になりきる演技というよりも、自身と役を近づけようという努力をしたのではないだろうか。自身であることをできるだけ保持した状態で別の人生を生きるという実践をしているように見えた。

 そしてそれを切り取る映像も素晴らしかった。演技と同様にわざとらしさや作りこまれたドラマチックさを一切排除したカメラワークだった。重心のワークショップや、朗読会のシーンなどはフィクション映画ではなく記録映像のようですらあった。中でも目を見張ったのが対話中の顔のクローズアップである。ワークショップ中に正中線を捉えるときの印象的なクローズアップは、その後何度か繰り返された。有馬温泉の夜、4人が麻雀をしながら本音で話して、もう何年も付き合っているのに純が「はじめまして」と伝えていくシーン。ここで彼女たちを捉える映像は正中線を捉える時の映像と重なって見えた。この後、純は失踪してしまうので本当の気持ちを全て言っていたわけではないのだが、このときだけは、心の中の正中線が重なったように思われたのだ。

 印象的なシーンとして、芙美の勤め先で行われた「重心に聞く」というワークショップのシーンを挙げる。このワークショップの中であかり、桜子、純を含む参加者は丹田の音を聞いたり、額を合わせて気持ちを送り合ったりと体と心のふれあいを経験する。講師である鵜飼は趣旨や目的を説明するものの、つかみどころがなくわかりづらい。何もわからないまま他人の体の音を聞く。フィードバックで純は「何をやっているのかはわからなかったけれど、普段これだけ人と肌を合わせるということはないから、それだけで幸せな時間だった」と言う。私はここに作品の核心があると思った。額を合わせて、丹田に耳を当てて、互いに温もりを感じることはできる。しかし他人の気持ちはわからない。わからないのである。離婚調停中であることを隠していた純、執拗に嘘を嫌うバツイチのあかり、夫の鈍感さに嫌気が差す芙美、義母も夫もいい人だけれど孤独を抱える桜子。それぞれが自分自身に正直になればなるほど、言えないことも増えていく。これは当然のことなのだ。純との離婚を頑なに拒絶する公平、芙美の夫である拓也など共感しづらい人々も登場する。けれども彼らは、それぞれの人生を精一杯生きているのだ。否定することはできない。それぞれの人々が自分なりの選択をして自分を生きていくこと。それがどんなに不器用でも、生きていくことを肯定したいと思わされた。このメッセージは我々の生活に直に届く強いものであった。

 このように映画『ハッピーアワー』は演出、映像、セリフやストーリーのどれをとっても巧みに私たちの人生との交わりを持ちやすく作られた、私たちの映画だった。我々の友人がそこにいるように、あかりが、桜子が、芙美が、純が、そこにいたのである。この映画を作り上げた監督を讃えたい。

 

 

 

はあ〜久々にレポート書いて疲れたのでブログにもあげておく…締め切りの日に書いたことしかない 

 

おわり

徒然2016年始まり


あけましておめでとうございます

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今年は知性とカリスマ性をつけられるようにしていきたいです。具体的にこれに出たいなどという目標はあるっちゃあるけど自分がこうなっていきたいという方が強固。だからやらないといけないことをやって、やりたいことをやって、本当にやらないといけないことと本当にやりたいことは何なのかということも絶えず考えながら、自分を楽しく生きて。その結果、その具体的な目標がついて来ればいいなと思っています。

だってこんなことができたらいいなって話が来てもいまの自分にはまだ大きくて足りないと思うから。ぼくは自分のような人間が絶対に有名にならないといけないと本気で思っているけど、売れることが目的化すると取り返しがつかないことになりかねないので、自分の気持ちでいきたいですね。

そう、1番大事なのは自分の気持ちです、だって誰に頼まれてやってるわけでもないですから。君だってそうでしょう。誰かのために何かをできる人は素晴らしいし、美しいし、ぼくはそんな君のおかげでゆっきゅんを続けられているというのがもちろんあります。いつもありがとうございます。でも他人のペースに合わせる必要はないわけです、自分の人生は自分のものです。自分のペースで自分の距離で今年もぼくを見てくれたらいいなと思っています。

そう思うから、何にも迎合することなく、自分が自分のままで生きていくことを今年も誓います。ねえ君は君のままでいてねーーーっ!!!!いつまでも君でいてほーしいーーっ!!よろしくお願いしますピスピスー


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パリピじゃないです
いまは英語の授業中です
夢じゃないありがとうブログを今度書く
告知はツイッターを見てね
現場に来てくれるの超うれしいです


おわり